メンバーがライブ演奏中に様々な楽器を操る等、スウェーデンはマルメ出身の男女混合3人組バンドのHey Elbowはそのライブ・パフォーマンスが高く評価されています。きっと11月の「JA JA JA – A Nordic Music Affair – Presented by Hokuo Music Night」でも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるであろう彼等が以前JA JA JAのインタビューに答えてくれていますよ!
あなた達の事を今回初めて知る人達もいるかもしれませんので、自己紹介をお願いします。
Hey Elbow(以下H). やあ、僕たちはHey Elbow、スウェーデンのマルメで活動している、Ellen、Liam、Juliaの3人からなるバンドだよ。メンバー全員で曲を書いているんだけど、僕たちのサウンドを説明するのは難しいな。ドリーミー・エクスペリメンタル・ポップなんて呼ぶ人もいるけどね。
あなた達のファースト・シングルとセカンド・シングルにはそれぞれ”Blanca”と”Martin”とタイトルが付けられていますが、それらのタイトルには何か特別なストーリーがあるのでしょうか?
基本的に僕たちの曲には特別なストーリーは無くて、曲の受け取り方は聴く側に任せているんだ。観客が曲に対して好きな様にストーリーを描いてくれれば良いと思うよ。僕達のアルバムの収録曲は全て誰かの名前になっているんだけど、そうすることによって、曲に命が宿り、特徴が出て、長所や短所も現れて、好みも変わって来るんだ、まるで人間であるかの様にね。
バンド結成の経緯を教えてください。
同じ学校だったり、共通の友達がいたりしたんだよ。マルメは小さな町だからね。
Hey ElbowのライブでEllenは異なる3つの楽器を操っているそうですね。やはり、彼女のバンドへの貢献度はとても高いと言って良いでしょうか?
勿論、とても重要な存在さ!もし1人でも欠けたら、もうHey Elbowでは無くなってしまうからね。バンドを結成した時はフリューゲル・ホーンとドラムとヴォーカルだけで演奏していたんだけど、それから徐々に自分達の音楽に必要な楽器を追加していく様になったんだ。物珍しいのもあるかもしれないけど、観客はEllenが様々な楽器を操るのを見るのが好きみたいだね。
あなた達の音楽にはジャズからの影響も見られますし、4ADのバンドの様な部分も感じることが出来ますが、あなた達がどの様な音楽に影響を受けたのでしょうか?
僕達が影響を受けたものは割と分かりやすいものだよ。僕達は全員様々な音楽的バックグラウンドを持っているけど、自分達のサウンドを自分達が影響を受けたサウンドの様にしたいとは思ったことは無いよ。自分達が思うがままにサウンドを作り出したいと思っているんだ。
あなた達がオススする音楽があれば教えて下さい。
それ程ある訳じゃないけど、Wildbirds & Peacedrumsの最新アルバムとか、RAやSaigonの新作は良いね。Daniel NorgrenやAnna von Hausswolffの過去作品も素晴らしいね。あと、Tonbruketてバンドも良いね。Cecilia Perssonの「Open Rein」っていうアルバムも最高だよ。
では、今後の予定を聞かせてもらえますか?
今後もライブを一杯する予定なんだ。とても楽しみだね!
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